天下無双の建築学入門

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人はいつから「家」に住むようになったのだろうか。自然の中で暮らしていた人間が家を建てるようになったのはいつからなのだろう?山や川、木や石などに神が宿っていると信じていた頃からの心の習慣が、日本建築の中にはそこはかとなく生き続けている。柱とは?屋根とは?天井とは?建築史家であり、建築家でもある著者が、初学者に向け、屋根、床、柱、窓、雨戸、ヴェランダなど建物の基本構造から説く気鋭の建築学入門。

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藤森 照信(フジモリ テルノブ)
1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士過程修了。専攻は、近代建築、都市計画史。現在、東京大学生産技術研究所教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたる。その後、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足させる。97年、「赤瀬川原平氏邸に示されたゆとりとぬくもりの空間創出」により日本芸術大賞、2001年、“熊本県立農業大学校学生寮”で日本建築学会賞を受賞

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1 目からウロコ!?古代の建築術(石器で丸太は伐れるのか?—磨製石器
魔法的先端技術“縄”—しばる技術
弥生的なるモノ—竹
「夏は樔に宿」とは—樹上住宅 ほか)
2 アッと驚く!!住宅建築の技(家は夏をもって旨とすべし—住宅
シック・ハウスの代わりにシックイ・ハウスを!—建材
引き戸とドアーを隔てる歴史的事情—戸
日本建築の生命は床にあり—床 ほか)
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