もりのてぶくろ

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English

きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。その形は、まるでてぶくろのよう。ネズミがやってきて、そっと手をあてました。でもネズミの手にはちょっと大きい……。ウサギやキツネ、クマもやってきて、自分の手と葉の大きさをくらべていきます。このきれいな黄色い葉にぴったりなのは、だれの手なのでしょう?1枚の葉をめぐって繰り広げられる、秋の森を舞台にした心温まるお話です。
この絵本のベースには、作者の八百板洋子さんがブルガリアに留学していたときの思い出があります。それは、友人ときのこをとりに訪れた森でのこと。友人が連れてきた幼い子どもが、ハリギリという手のような形をした葉を見つけるたびに、しゃがみこんで自分の手をあてていたのだそうです。秋の森にでかけたら、ぜひ探してみてください。きっと見つかりますよ、あなただけのすてきなてぶくろ。

Chinese (Traditional)

一片黃色的葉子掉落在森林的小徑上,葉子的形狀彷彿是一支手套。老鼠跑來用手比了比,太大了。接著兔子、狐狸與熊都跑來用他們的手來跟葉子比一比。最後,能根這枚漂亮的黃色葉子完全吻合的是誰的手呢?本書入選為2010年最喜愛的繪本排行榜,更詳細地介紹請見:http://qangelgift.pixnet.net/blog/post/29083953

English

八百板洋子[ヤオイタヨウコ]
1946年、福島県に生まれる。ソフィア大学大学院に留学。『ふたつの情念』(新読書社)と『吸血鬼の花よめ』(福音館書店)が、それぞれ日本翻訳文化賞を受賞。『ソフィアの白いばら』(福音館書店)は、産経児童出版文化賞、日本エッセイストクラブ賞を受賞している。ほか、訳書に『いちばんたいせつなもの―バルカンの昔話』(福音館書店)など。絵本の仕事も多い。「ちいさなかがくのとも」には、『こならぼうやの ぼうし』『だれの あしあと?』『なみとび』がある。千葉県在住。


ナターリヤ・チャルーシナ [Charyshina Kapystina Natalia]
1964年、ソ連のレニングラード(現ロシア、サンクトペテルブルグ)に生まれる。同市美術アカデミーのグラフィック科を卒業。タブロー画家、絵本画家として活躍中。絵本に『おしゃべりなもり』『どうぐはなくても』(ともに福音館書店)。「ちいさなかがくのとも」には『こぐまを びっくりさせたのは だれ?』がある。サンクトペテルブルグ在住。

Chinese (Traditional)

八百板洋子[ヤオイタヨウコ]
1946年生於福島縣,留學蘇菲亞大學。に生まれる。翻譯及童書創作獲選日本翻訳産経児童出版文化賞等。


Charyshina Kapystina Natalia
1964年出生於蘇連的列寧格勒(現為俄羅斯聖彼得堡)。畢業於聖彼得堡美術學院平面藝術科。現為絵本畫家。目前住在聖彼得堡。

Rights Sold

Exhibited At: International book fairs

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